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日本に94社のみ?子育てサポート企業としての証「プラチナくるみん」とは

みなさん、こんにちは。
労務管理責任者・システムエンジニアの経歴を持ちアメリカで出産後
現在子育てをしながらBECで庶務などを担当しております、ハノンと申します。

 

みなさんは子育てサポート企業として、厚生労働大臣の認定を受けるともらえるマーク「くるみん」をご存知ですか?

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国から「子育てサポート企業」と認定を受けた企業だけが使用することのできる、赤ちゃんがおくるみに巻かれているあの可愛らしいマークです。

www.mhlw.go.jp

私も出産して初めて知りましたが、産後の病院では本当に赤ちゃんがおくるみに巻かれた状態でベッドに寝かされています。おむつを替えるときや、ミルクの時だけおくるみを外します。それ以外のときはおくるみにくるんだ状態をキープです。

 

おくるみにくるむことでお母さんのお腹の中にいるのと同じ状態にして、赤ちゃんを安心させてあげるのです。その為か、かわいらしさの中にどこか暖かみや安心感も与える「くるみん」マーク。「子育てサポート企業」のマークにぴったりだと思います。

 

(でも巷ではトウモロコシに見えることから別名モロコシ君とも呼ばれちゃっています)

 

そしてこの「くるみん」マークよりもさらに高い水準の評価を受けた企業は「プラチナくるみん」というマークをもらえます。「くるみん」の可愛さそのままに王冠とマントをかぶり、星の杖まで持ったいかにもゴージャスなマークです。

 

しかも通常の「くるみん」はピンク1色なのに対し、「プラチナくるみん」はマントの色が全部で12色あり、企業のカラーにあったマントの色を選択できるのです。私がまだ労務管理責任者であれば、全力で取りに行っていたであろうマークです。

 

平成28年6月末時点で「くるみん」マークは2,570社が、「プラチナくるみん」マークは94社が認定を受けています。

 

さて、この子育てサポート企業に認定されるともらえるマーク「くるみん」。どのようにしたら認定されるのでしょうか。今日はその認定基準をみてみたいと思います。

 

以下、平成27年4月1日以降の「くるみん」認定基準

1.雇用環境の整備について、行動計画策定指針に照らし適切な一般事業主行動計画を策定したこと。

2.行動計画の計画期間が、2年以上5年以下であること。
3.行動計画を実施し、計画に定めた目標を達成したこと。
4.平成21年4月1日以降に策定・変更した行動計画を公表し、労働者への周知を適切に行っていること。
5.計画期間において、男性労働者のうち育児休業等を取得した者が1 人以上いること。
<従業員300 人以下の企業の特例>
上記5. を満たさない場合でも、①~④のいずれかに該当すれば基準を満たす。
①計画期間内に、子の看護休暇を取得した男性労働者がいる(1 歳に満たない子のために利用した場合を除く)。
②計画期間内に、子を育てる労働者に対する所定労働時間の短縮措置を利用した男性労働者がいる。
③計画の開始前3年以内の期間に、育児休業等を取得した男性労働者がいる。
④計画期間内に、小学校就学前の子を育てる男性労働者がいない場合において、企業が講ずる育児目的の休暇制度を利用した男性労働者がいる。
6.計画期間において、女性労働者の育児休業等取得率が、75%以上であること。

<従業員300 人以下の企業の特例>
上記6. を満たさない場合でも、計画期間とその開始前の一定期間(最長3年間)を合わせて計算したときに、女性の育児休業等取得率が75%以上であれば基準を満たす。
7.3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている。
8.次の①~③のいずれかについて成果に関する具体的な目標を定めて実施していること。
① 所定外労働の削減のための措置
年次有給休暇の取得の促進のための措置
③ 短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置
※必ずしも一般事業主行動計画に目標を定める必要はありません
9.法および法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと。

 

以下、平成27年4月1日以降の「プラチナくるみん」認定基準

1 ~ 4.改正くるみん認定基準1 ~ 4.と同一。
5.計画期間において、男性労働者のうち、

①配偶者が出産した男性労働者に占める育児休業等を取得した者の割合が13%以上
②配偶者が出産した男性労働者に占める育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業が講ずる育児目的の休暇制度を利用した者の割合が30%以上、かつ、育児休業等を取得した者1人以上 のいずれかを満たすこと。
<従業員300人以下の企業の特例>
計画期間内に男性の育児休業等取得者又は育児休業等に類似した企業が講ずる育児目的の休暇制度の利用者がいない場合(上記5. の①又は②を満たさない場合)でも、改正くるみん認定の5. の①、②、④もしくは「計画の開始前3年間に、育児休業等を取得した男性労働者の割合が13%以上」のいずれかに該当すれば基準を満たす。
6・7.改正くるみん認定基準6・7.と同一。
8.改正くるみん認定基準の8. の①~③すべてに取り組み、
①又は②について定量的な目標を定めて実施し、達成するとともに、
(1)計画期間終了前直近1年間の平均週労働時間が60時間以上の労働者の割合が5%以下
(2)計画期間終了前直近1年間の平均月時間外労働時間が80 時間以上の労働者が1人もいないことのいずれかを満たすこと。
9.計画期間において、
①子を出産した女性労働者のうち、子の1歳誕生日まで継続して在職(育休中を含む)している者の割合が90%以上
②子を出産した女性労働者及び子を出産する予定であったが退職した女性労働者の合計数のうち、子の1歳誕生日まで継続して在職(育休中を含む)している者の割合が55%以上のいずれかを満たすこと。
<従業員300人以下の企業の特例>
上記9. の①又は②に該当しない場合でも、計画期間とその開始前の一定期間(最長3年間)を併せて計算したときに①又は②を満たせば、基準を満たす。
10.育児休業等を取得し又は育児を行う女性労働者が就業を継続し、活躍できるよう、能力の向上やキャリア形成の支援のための取組に係る計画を策定し、これを実施していること。
11. 改正くるみん認定基準9.と同一。

 

「くるみん」の認定基準をクリアするだけでも大変そうなのに「プラチナくるみん」の認定基準が目を疑うレベルですごいですね…。

 

最初に策定する「一般事業主行動計画」においては、厚生労働省の下記ページにてモデル行動計画が掲載されています。この中から自社にあった行動計画を選んで策定していくのがよいと思います。私が以前2,000人規模の会社の行動計画を策定したときはそうしました。

 

www.mhlw.go.jp

 

「プラチナくるみん」マークの取得はなかなか大変そうですが「くるみん」マークの取得であれば、企業が本気で次世代法に向き合えば取得できそうですよね。

(男性の育児休業取得者が出るか出ないかが最大のネックとなると思いますが…)

 

でも「くるみん」マークを取得することが目的ではなく、会社のみんなが、社会が、子育てしやすい環境を作ることに本気で取り組んだ結果の一つとして「くるみん」取得があるべきなのかもしれません

 

自身も労務管理責任者の経験として、子育てに優しい企業はそこで働く人材が強いと思いますし、現在仕事と子育ての両立を目指すものとして、実際に就職したいのは子育て支援に力を入れている企業になります。

 

求職者へのアピールや企業のイメージアップにもつながる「くるみん」マーク。

取得を目指したい方は専門家に相談の上、是非チャレンジしてみてください。

 

ここまでお読み頂きありがとうございます。
寒暖の差が激しい季節の変わり目、皆さまお身体ご自愛くださいね。